2012年7月30日月曜日

ACLS講習を受けてきました

最後の更新から1ヶ月も経ってしまいました。とりあえず半分くらい生きてます。半分くらいは死んでます(主に脳が)。

この1ヶ月の間に学生さんの実習がちょこちょこ入ってたり、退院が相次いだり、友の会の班会で講師をしてたり、当直に入った日の夜間に患者さんの病態が急変してCV入れることになったり(といってもボクが入れたわけではないのですが)、書くべき書類を溜めてたツケが回ってきたり・・・
7月中は何かと大変だった気がします・・・


8月も高校生の学生実習が連日あったり、精霊流しがあったり、「医学生のつどい」なる民医連奨学生の勉強会?(なんて表現したらいいかよーわからん)に上戸町病院の代表?として参加することになってたりと結構スケジュールいっぱいいっぱいだったりします。最近医局で熱発して倒れる方がちょこちょこいらっしゃるんで、そろそろ自分が倒れそうです・・・。


で、7/28と7/29にACLSの講習会に行って来ました。ACLSというのはBLS(目の前で意識を失って倒れた方を病院に搬送するまで心臓マッサージしたり、AEDを使って電気を流して除細動したりするアレ。自動車免許を取るときにもやらされるヤツ)のさらに上位版です。ACLSではBLSにプラスして薬剤の使用があったり、AEDよりも高度な除細動器なんかを使ったりします。

で、前日までほとんど勉強してなかったものの、なんとかACLSプロバイダーの資格をいただきました。途中薬の名前を間違えそうになったり、除細動とペースメーカーの設定を間違えそうになったり、心臓マッサージが止まりそうになったりしてホントにギリギリでした。
ちなみに、ACLSは「ア」から始まる薬がやたら多いです・・・

・アドレナリン - 心停止の時に1mgを心臓マッサージの最中に何度か使ったりする
・アミオダロン - 心室細動なんかの時にアドレナリンと交互に300mgを使う
・アトロピン - 危険な症状の出ている徐脈の方に150mgを使用
・アデノシン - 頻脈の方に6-12mgを使う
・アスピリン - 心筋梗塞の初期に160-325mgを砕いて飲ませたり

と少なくとも5つくらい使い分けが必要なのに、さらに量を覚えなきゃならなかったりで大変でした・・・。というかアミオダロンとアトロピンを間違って投与するところでした。同じグループの方々のフォローがなかったら再試験になってるとこでした。


で、頂いたACLSのバッジ。
やたら赤い。
ACLSのテキストも赤い。

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