2012年10月27日土曜日

今日は大阪にいます

けど先に別の話を
もう先週の話になるのですが・・・

11月からあるKOMSAの勉強会としてちょうど1週間前に佐世保に行って来ました。今年のKOMSAのメインは「沖縄の基地問題を考える」とのことなので、その一助になればと思い学生さんと学生担当、もう一人の研修医とともに、市議会議員の方の話を聞いて来ました。というか前回のつどいに助言者として参加したのに、ろくな助言も出来なかったので、今回はきちんと事前に勉強してやり遂げる目的で参加しました。

当日はもう一人の研修医に無理やり車を運転させて、佐世保市内を回りながら市議会議員さんの話を聞いてました。佐世保の街をきちんと見て回るのは初めてで、自衛隊や米軍の基地が多くを占める街だと聞いていたけど、改めて基地の大きさをみてビックリ。しかもほとんど治外法権?みたいなところもあって、米軍基地を囲む黄色い線を故意に越えたところを発見されると捕まっても文句は言えないみたいです。でも裁かれるのは日本の法律でらしいです。よくわかりませんが、領事館みたいな扱いなんですかね?

そんなこんなで学んできたのですが、その後にすごく困ったことが。実はもう一人の研修医の先生は前日まで当直で、しかも当日は佐世保でよさこい祭りがあって、帰りの道路がものすごく混んでいて結局長時間の運転を強いるはめに。日曜日も何か用事があったらしく、無理し過ぎたためか月曜日に体調不良で休むことになりました。無理させちゃってごめんねー。でもKOMSAではきちんと助言するふりはするからゆるしてね。

2012年10月18日木曜日

ISLSの講習を受けてきました

と言っても今週の日曜日(10/14)の話なのですが・・・。

ISLSはImmediate Stroke Life Supportの略、ようするに脳卒中の患者をさっさと救命するということです。受講者は脳卒中の診療に携わる医師や看護師、言語聴覚士など様々でしたが、医師はボク以外は脳外科や神経内科の先生、看護師も救急病棟や手術部の看護師ばかりで、研修医のようなあんまり知識も技術もないような人間はホントに数人とかいうレベルでした。

午前中は脳卒中患者の意識障害の度合いの評価(JCS、GCSそれとECS)や四肢麻痺の重症度評価(NIHSS)を実施する際の方法や注意点などの講義、午後からは意識障害やNIHSSの実習というような内容でした。講義の内容はボクのようなGCSとかNIHSSをきちんと理解できていないような初心者でも理解できるような内容でした。

が、問題は午後の実習。意識障害やNIHSSの評価の後に、模擬症例で実際に救急搬入から脳外科コンサルタントまでの流れをひと通りやったのですが、この模擬症例がクセモノでした。
患者は救急搬入時の血圧が異常に高かったと思ったら急にショックに近いような状態になったり、呼吸が止まったり、診察しているうちに意識障害や麻痺が進んできたり、瞳孔が開いてきたりといわゆるくも膜下出血の脳室穿破とか脳ヘルニア(説明は省きますが、とりあえず両方とも重症の状態です)の対応をさせられるました。
もちろん研修1年目のボクがそんなことをすぐに対応できるはずもなく、輸液速度の調節をしたり、血圧を下げる薬を使ったり、緊急に挿管をしたりとてんやわんやでした。最終的にはバイタルを安定させた状態でCTを撮影、なんとか脳外科の先生にコンサルトという方向に持って行くことができました。
それに比べて救急病棟や手術部の看護師さんの対応の早いこと早いこと。決断も早いし、薬の名前をきちんと覚えているし、ボクが困ったときにも手を差し伸べてくれたりとホントにレベルが高い方々ばかりでした。

午後の実習のあとはACLSなんかと違って筆記試験はなく、そのまま修了式という形に。模擬患者対応のテンションのままテストとかあったら間違いなく落っこちてただろうなー。


←で、今回の修了証
名前は隠してますが、本物ですよ?
机が汚いのは気にしない方向で













実技のレベルは非常に高いですが、非常に楽しめるし、ためになるような内容だったと思います。興味があればぜひぜひ
もしかしたら次回辺りは模擬患者の役で参加してるかもしれません

2012年10月10日水曜日

毎回毎回検索で引っかかってガッカリさせちゃってすみません

yahooで「ACLS バッジ 研修医」とか入力して検索すると、結構上位で引っかかるみたいですよ。というか真面目な感じで検索してきて、間違ってココを開いちゃってる方はホントにすみません。悪いのはyahooです。

なんか最近忙しいなと思ったら、今受け持ち患者さんが7人とかになってるんですね。6月とか7月は2-3人だったのに、その2-3倍の人数になってるんですね。とは言っても半分はあまり病状とかに心配のない患者さんばかりなのですが。

10/6に上戸町病院のお祭りでサンマ焼いてました。というか焼いていたのはほとんどK先生ですけど。
サンマを焼くことになった経緯としては

・1.医局に大量のカボスが届く ⇒・2.あまりにも大量で処理に困る ⇒・3.病院祭りが近い
⇒・4.病院祭りでサンマを焼いて一緒に配ろうということになる
⇒・5.なんやかんやでバーベキューセットを買ったりサンマを仕入れたりで後戻りできない状況に

という感じでした。
当初はサンマなんて売れないとか思ってたんですが、ボクの予想に反して以外にバカ売れ。中には(入院患者なのに)一人で9匹も買う人がいて、50匹仕入れていたのでは足りなくなり、急遽近くのスーパーに10匹程度仕入れることに。それでも焼くのが追いつかないから途中で予約を止めたりしても間に合わなかったり。
K先生の焼いたサンマですが、非常に美味でした。家でガスコンロを使って焼くのとは違って身もフワッとしているし、サンマ的な味が濃縮されている感じがするし。
ついでにいまさらですがK先生、煙をいっぱいかけちゃってごめんなさい。

好評のうちに終わった医局のサンマですが、なんか来年もやるような流れになってるみたいです。来年の10月には鹿児島の研修も終わって長崎に帰ってきているので、また火おこしくらいはやってるかもしれません。

あとまだ医局の冷蔵庫にカボスが大量に余っているのですが、どうすればいいでしょうか?