2012年8月20日月曜日

雨ニハマケル、風ニモマケル、雪トカ夏ノ暑サトカムリダカラ

民医連の医療と研修を考える医学生のつどい(以下つどい)で銀河鉄道に乗って岩手に行って参りました。花巻空港から降り立った瞬間に「ここは佐賀県※1か」と思うくらいにはイーハトーブな地でした。

そのつどいですが、毎年毎年民医連の奨学生が大勢集まって、本番までの実行委員会やらなんやらで決定したテーマにそって講演会を開いていただいたり、シンポジウムが開かれたり、フィールドワークに出かけたりで知識を深める的なイベントです。ちなみに今年は「原発」についてでした。

今回はそのイベントにエラソーに助言者とか言う立場で参加してきましたよ。3年くらい前は学生として参加してたはずなんですが、いつの間にか偉そうなことの言える立場になったんですね。医師免許持ってるか持ってないかの違いしかないのにね。

で偉そうなことを言わなきゃいけない立場なのに結局原発についての事前勉強が足りなかったし、学生間の熱意もすごいし、SGD※2の時間も足りなくて話が回ってくる頃にはほとんど終了時間だったしで、3日間ほとんど助言らしい助言もせずに帰って来ました。まあ今回のSGDの班はきちんと自分で考えて自分の意見を言えるような学生さんばっかりだったし、必要なければ必要ないのかなと。そもそも議論が煮詰まった時に助け舟を出すような役目的なところが大だし。(役立たずの言い訳)

そんなこんなで旅館に缶詰状態の3日間もあっという間に過ぎ、8/18に帰って来ました。医学生に偉そうなこと言わなきゃいけない立場なのに、ほとんど医学生と同じような目線で行って、やっぱり原発は危険だなーくらいのことを学んで帰ってきたのでした。

あと向こうでblog書こうかなと思って持っていったwindow7のタブレットは旅館の部屋で無線が入って来なかったので、使えませんでした


※1.佐賀:長崎県と福岡県に挟まれたところにある、本州の人とかによく忘れられるような県。桃源郷イーハトーブ的な雰囲気を醸し出してる

※2.SGD:Small Group Discussion、少人数のグループであるテーマについての討論を行うくらいの認識でいいと思います。多分

0 件のコメント:

コメントを投稿