2013年5月27日月曜日

24時間戦い続けてます

腰痛と睡眠障害に。手術見学の最中に冬眠(微妙に手術室は寒いのだ)しそうになったこともあるし、鈎引きを他の先生の手を避けながらやってると、おかしな体勢のまま保持しなきゃいけないなんて状況もしばしばだし・・・。

でもあと1ヶ月なんですね。救急の時よりずっと短く感じます。なぜなんでしょうか?忙しいかといえば受け持ちの患者さんは週に1-2人で、だいたい病状も安定している人たちばかりだからそうでもないし、手術が毎日あるわけでもないし・・・。うーん?

もしかしてアレですか?歳をとると時間の流れが早く感じられるようになるとかそんなのですか?もうすぐアノ日が来ますが、たった1ヶ月の違いだけでこの差なんですか?なんか1日1日を損したような気分になります。歳はとりたくないもんですね。


速攻で終わってしまいそうな勢いで時間が進んでいってるんですが、外科研修は非常に楽しいですよ。上戸町病院には整形外科しかないので、虫垂炎とか胆石胆嚢炎とかは外科施設のある病院に転送するしか術はなく、治療まで見る機会はほとんどないんですが、それを最初から最後まで見ることもできるし、縫合や処置などを学ぶことができますし。

特に処置なんかは「えっ、こんなんでいいの?」みたいな感じのも多々あります。いや自分の勉強が足りなくて、そんな感想を持ってしまっているのは分かっていますが。人間の治癒力って思ったよりすごいのね。

あと1ヶ月が腰と精神に気をつけつつ頑張っていきます。6月はセカンドミーティング(2年目研修医の集まり)で大阪に行ったり、絶対に避けたいのに避けられないアレの日が来たりと、祝日が1日もないくせにやることはいっぱいです。

そして来週の火曜日はまたボクの朝カンファ講義の番です。流石に神経難病とかやっても自分も他人も理解できそうにないので、脳梗塞からの続きで脳出血をやろうかなって思ってます。そしてこの講義をしたら、また救急外来に脳出血が来るんですよ。

やっぱり忙しいじゃないか

そして今日の謎
ルーマニアとかエクアドルとか
いったい何があったのか?

2013年5月18日土曜日

まだ五月病+Insomniaです

でも6月も7月も続く予定なので、ずっと五月病です。いつまでたっても五月病です。唯一2月くらいじゃないですかね、五月病じゃないのは。かわりに二月病にかかりますが。

あと最近Insomniaです。英語だとカッコイイですが要は不眠症気味ですと。朝も7:00くらいから病棟の血ガスを取ってこないと行けないし、夜は夜でカルテ記載があるし。まあさっさと仕事を終わらせて、家で余計なことをせずにすぐに眠ればいいだけという話なのですが

火曜日のの勉強会はボクの番で「脳梗塞-知っておくと役立つかもしれないアレコレ-」と称してearly  CT signとかNIHSSとかBrunnstromとか講義してみたりしました。治療の話とかほとんどやってないけど、まあ1年目の先生方に少しでもISLSとかに興味を持っていただければ

まあそんなこんなで適当な感じで脳梗塞の講義をしたのですが、昨日の準夜外来の時に下肢の脱力の患者さんが来ました。CTとMRIをとってみたらはっきりとしたラクナ梗塞が・・・。すぐさま入院、バイアスピリン100mg 2T1×で治療を開始するととなりました

今は外科研修中なので、あとは1年目の先生にバトンタッチです。・・・といってもあとは頸部エコーとかリハビリのオーダーとかしかすることがないような状況ですが。でもNIHSSとかBrunnstromとかとってもらえたら嬉しいなっと。あと神経所見すっごい適当にとってゴメンネ?


どうでもいいですがこの間のACLSといい今回の脳梗塞といい、講義が終わったタイミングでちょうどその患者さんが来すぎだろうと。たまたまなんだろうけど

これでパーキンソンとかジストニアとか進行性核上性麻痺とか多系統萎縮症とか筋萎縮性側索硬化症の講義をして、その患者さんがやってきたら間違いなく本物とか言われるんでしょうか?


・・・次の講義はどうしようか?

2013年5月11日土曜日

外科研修が始まりました

初日から腰を痛めちゃいました。その場で他の先生に交代し、手術室内で整形外科の先生に診てもらうという異例の展開に・・・。その次の日の手術からボクには椅子が用意されるようになりました


そんなこんなで恥ずかしいスタートを切った外科研修です。やることは腹腔鏡などのカメラ持ちや術後の管理、創処置などです。すでに腰を痛めたところで2ヶ月持つのかという不安がありますが(指導医の先生にも心配をかけまくりました)、出来る範囲でなんとか頑張って行きたい所存です

まだ始まって数日ですが、今まで学んできた科と違うことも多々あり混乱することもある反面、楽しみでもあります。オペをするのは手が震えますが、オペを見るのは大好きです。創処置もみっちり学ぶことが出来るみたいなので、いままで学ぶ機会に恵まれなかった分をここで挽回しておきたいです


さて5月になりました。ゴールデンウィークが終わったのでやっぱり鬱です。医師の異動も多くて仲良くなったばかりの先生方が次々と別の院所に移ったりしてます

救急で1ヶ月間一緒に研修を受けていた宮崎のM田Dr.ですが、先週宮崎に帰られました。非常に(頭が)光輝かんばかりの先生で、ボクと違って積極性もあるので、救急研修中はずっと頼りっぱなしでした。ボクよりも先に鹿児島生協病院に来ていて、完全に鹿児島の先生という感じでしたので、急にいなくなるとかなり寂しいです。とかいいつつ6月にまた会うのですが

となりの机にいた外科医のS東Dr.も一昨日が最終勤務で、また別の院所に移ることになりました。同じ腰椎椎間板ヘルニア患者同士で、外科研修では数日間だけですが色々腰痛についてアドバイスを頂けました。腰に気をつけて頑張ってください

去ってしまった先生もいるのですが、代わりに入ってきた先生もいます。米の山病院からG藤Dr.が2ヶ月間救急研修にいらっしゃってます。大学時代に同級生だったG藤先生の妻で、S大学の後輩です。でも同じ2年目研修医です。不思議ですね?米の山病院も色々大変だったらしく、こちらに来られて少しいきいきとしておられるようです


そんなこんなで周囲もボクも不安定なところがありますが、なんとかやってます。とりあえず先週1年目の先生に「これが死戦期呼吸だよ」と偉そうに教えてみました。自分も見るのが始めてだったくせにね。ついでに火曜日朝には偉そうにシンシナティ病院前脳卒中スケールとかBarthel indexを教える予定です。偉そうに教えますが、実際には全然覚えてないです

2013年5月2日木曜日

5月始まったので鬱です

5月なので5月病になりました。鬱の季節です。いまだになんで5月だけ鬱の季節にされるのかわかりません。ゴールデンウィークが終わると仕事が始まるからですかね?9月でも1月でも休み明けに鬱になってもおかしくはないと思うんですが。

5月病になった初っ端なから鹿児島1年目研修医にBLSとACLSを教えてました。最初はBLSのみという話だったんですが、いつの間にかACLSまでボクが教えることになってました。まあ救急外来に入らなくていいのはある程度楽ではあるのですが・・・

時間割は5月1日と5月2日それぞれでBLS 3時間、ACLS 3時間です。最初の1日で3人、次の日で3人にという形です。AHAのACLSは2日間のコースなので、それを3時間に圧縮というのは非常にハードです。ボクも何を教えていいのかわかりません。

・・・なんとかやり遂げました。AHA2010と2005年の改定項目から、CPR時の胸骨圧迫とバッグバルブマスク、症候性徐脈・不安定頻脈の対応、VF/VT→ROSCまでの流れ、最後はメガコード試験まで。窒息、急性冠症候群、脳梗塞は流石に時間がなかったので省きました。

結果は大成功ですよ。1年目の先生方は流石にメガコード試験のことは完全に忘れているとしても、心臓マッサージの人形にジョニーと名付けることに成功しました。試験の最初から最後までジョニージョニーです。上戸町病院の心臓マッサージ人形と同じ名前をつけてやったのです。今後もジョニーとして語り継がれると思います。ついでに乳児の人形は権蔵(ゴンゾウ)とかいうカッコイイ?名前が付けられました。ちなみに乳児人形の名付け親は1年目の先生です。

来年はボクもいないし、2年目の先生方がACLSを取得するかどうか不明なので、現在のところ上戸町病院1年目のN里先生がACLSを教えることになりそうです。なにがいいたいかというと鹿児島生協病院に来る前にACLSの講習をきちんと受けてプロバイダーになってきてください、ついでにその期間は小児をやっているはずなのでPALSも受けてきてくださいということです。

今回の作成した資料(誤字・脱字だらけ)とBLSのDVD(鹿児島生協病院購入物)は用意してあるので頑張ってくださいね?ついでにACLSのDVDも是非鹿児島生協病院に買ってもらってください。

P.S.
ACLS講義が終わっていきなりCPAが来ました。1年目の超真面目な先生方のお陰で自己心拍再開しました。ちょっと教えただけなのに、ちゃんと実践できててマジすごいんですよ。もう彼らに負けてる気がします・・・