2012年5月29日火曜日

胸郭とか5cmも圧迫続けたら肋骨バキバキじゃないですかね?

前回の更新から1週間近くですね。落ち込んだりしかしないけれど私は元気です。

先週の土曜日に佐世保までBLSの講習会に行って来ました。要するに目の前で突然倒れたの胸を何度も圧迫したり、人工呼吸したりするアレです。あとAEDでショックも与えたり

当日のBLS教室は昼の12:00からで、午前10:00頃に長崎を出発。もう一人の研修医の先生の運転する車で佐世保へ向かったのですが、助手席のボクはほとんどドライブ気分。佐世保は人生初なんですが、思っていた以上に広くて、きれいな街でした。ちょっぴり曇っていたので、晴れてたらもっと綺麗なんだろうなとか思いつつ11:45頃に佐世保市立総合病院に到着。病床数が600症近くなので、うちの病院の5-6倍の規模だし、母校の大学病院と同じくらい・・・。デカかったです

BLS講習自体は3人グループでDVDを見て学びながら、人形に対して実際の手技を行いながら学ぶ形式。胸郭を5cmくらい深く100/min以上のスピードで圧迫を続けるだとか、胸壁が適度に膨らむくらいに酸素を吹きこむだとか、AEDでショックする前に安全確認だとか、胸部圧迫の交代も10秒以内に済ませろだとか・・・。思ってた以上に身体への負担が大きかったです。そんなこんなでなんとかBLSヘルスプロバイダーなる資格をGET!もう疲れたー

で、BLS講習終了後は、研修医同士で佐世保バーガーを食べに行ったり。佐世保バーガーは有名だけど、どんなんだかわかってなかったので、認定制度みたいなのがあると聞いてビックリ!少なくともマク○ナルドとかロッ○リアとかは佐世保バーガーじゃないんですね。そんなことはともかく初めての佐世保バーガーは外はサクサク、中はふんわりクリーミーでバナナやらイチゴやらが・・・。あっ、これは佐世保で買ったシュークリームの話だったわ

 さすがに2つはきつかったです
・・・じゃなくて片方はもう一人の研修医の先生の分です

後方のマスコットキャラはアンパンマンで有名なやなせたかし先生が書かれたものとのことです



で、これは有名な超巨大佐世保バーガー

ではありません

上で書いたフルーツいっぱいシュークリームですね
買ったのはこれより小さいサイズのでしたけど

2012年5月23日水曜日

肩こりに効く薬ってないですかね?

いまは患者さんの受け持ちは1名で、その方ももうすぐ退院されるのですが、なんだか色々やれる手技が増えた反面、すごく忙しく感じるようになりました。といってもまだ採血やルート確保が中心だし、
まだ病院の勤務に体が慣れきっていないためだと思いますが・・・
6月からは外来(といっても見学がメインですが)や腰椎穿刺も始まります。短期間の間にどんどんやることが増えるなー

先週の土曜日、今年4で上戸町4年目となるR先生がご結婚されて群馬に行かれるとのことで送別会がありました。非常に優しくて頼りになって、多くの上戸町病院のスタッフ、友の会のみなさまから今後を期待されていた先生でなので急に去られると寂しいです・・・。ただいつまでも悲しんでいるわけにはいかないし、R先生が今後の上戸町病院のことが心配にならないように研修医2人、立派に成長してR先生のようにみんなから頼りにされる先生を目指していきたいと思います。
旦那さんのTさんとお幸せに

ケーキ入刀!
このあともラブラブっぷりを見せつけられました

2012年5月17日木曜日

採血手技の一人立ちです

4月後半から患者さん相手に静脈採血の実習をやってまいりましたが、5/15にとうとう30症例目に到達し、今日から晴れて独立となりました!今までは上級医の監視のもとで採血実習をしていたんですが、これからは研修医どうしの介助(もしくは一人で)にて静脈採血ができるようになりました。まだまだ不安なことも多々ありますが、とりあえず5月いっぱいは採血を続けていこうかなと思います。


末梢静脈路確保や動脈血液ガス採血も先週からやってはいますが、こちらはまだ全然不慣れな感じです・・・。末梢静脈路確保はやっぱり細い血管や造影用の太い針を使う時が難しい感じがします。看護師さんはどんなに難しそうな患者さんでもスッと鮮やかに入れていくので、羨望の眼差しです。
動脈血液ガス採血は大腿動脈は普通の体型の方なら入れられるのですが、太った体型の方になると動脈自体を探しだすのが大変です・・・。見つけても、しばらくすると自分の手が無意識に動いてしまうのか、指に触れられなくなって失敗してしまいます。橈骨動脈にいたっては患者さんに一度も成功した試しがありません・・・。手技を工夫してどんな人にでも入れられるようにしたいですね。


初の受け持ち患者さんが退院いたしました。失神で入院となった患者さんだったんですが、検査の結果とくに心臓や脳神経系に問題もなく、悪いものではなかったとのことで前医で様子を見てもらうように頼みました。最初の患者さんだったので、何もわからない状態で始めたのですが、色々勉強になったと思います。もう2人目の患者さんを受け持っていますが、今度は肺炎の患者さんです。・・・と肺炎だけだから抗菌薬で経過を見とけばいいやとか安易に考えていたら、色々と問題が・・・。肺炎はすぐに良くなりそうな気配なのですが、その他のことで少し難儀しそうです


見難いと言われたので少々フォントを変えてみました。少しは見やすくなったでしょうか?


追記:今日初めて橈骨動脈での採血に成功しました!

2012年5月12日土曜日

刺したり刺されたりお別れしたり

静脈採血の症例がもうすぐ30症例目です。だいたい1週間で15~16症例の採血を行なっているのですが、これは他の病院と比べて多いのでしょうか、少ないのでしょうか?どちらにせよ最初は1症例15分くらいかかっていたのが、10分以内に終わることが多くなり、動作も余裕が出てきた感じがします。が、なぜか白衣の血液の付着が多くなった気が・・・。新しく出した白衣がたった1日で洗礼を浴びてしまいました。

5/10に長崎大学から学生が血圧測定と採血手技の実習に来ました。どうやら近々採血手技のテストがあるみたいです。さすがに患者さんを刺させるわけにはいかないので、手の空いたDr.や職員の腕を使ってやることに。血圧測定は長崎大学の先生が見てそうなところ(だいたいどの辺りに上腕動脈があって、聴診器を当てる場所、カフの操作の仕方とか)を重点的に教えました(ぶっちゃけ触診法とかわかりません。マンシェットとか聴診器の場所も肘窩の上あたりに置いとけばだいたい聞こえるので問題ない気がします。あと水銀柱は健康な人なら最初は150-180mmHgくらいで始めればいいと思います)。
で、血圧測定のあとは採血を教えることに。といってもそれについては採血中の未熟なボクが教えるわけにはいかないので、上級医からシリンジの持ち方、駆血帯の巻き方、静脈の選び方などを教えていたみたいです(ちょうど席を外していたのであくまで推測)。その後ボクら腕を使って実際に血を採ることに。動作はぎこちなく(採血初日のボクくらいに)感じたものの、きちんと採血できていたので問題はないと思います。最後に何故かボクからお手本を見せることに。シリンジを持った手の固定と、採血中は穿刺部位から視線を外さないことを重点的に教えました(なんかあとからいつも以上に駆血帯の巻き方が上手かったとか言われましたが記憶に無いです)。

昨日4月からうちの病院に内視鏡の手伝いに来ていたDr.が色々やりたいことがあるということでニューヨークに旅立たれるとのことで送迎会を行いました。もともと1ヶ月ほどの契約だったみたいですが、勤務初日から上戸町病院の医局にもなじんでおられて、なんだか最初からうちの病院にいたといわれても違和感を覚えないDr.だったのですが、急にいなくなられるというのは寂しい限りです。最後の仕事が「うたたね日記」のDr.の胃カメラだったみたいですが、見とけばよかった・・・。

写真は後日(覚えていたら)。

2012年5月9日水曜日

色々やれることが増えました

もうすぐ採血も20症例目に到達しそうです。今記録を確認してるんですが、最初の頃よりはだいぶ成長してるんじゃないかと。あと10例ほど経験して、実技に問題がなければ研修医どうしの介助だけで採血が行えるようにはなるみたいです。
今日は1例失敗しましたが

採血にも自身がついてきたところで、今日から静脈路確保と血液ガス採血も指導医の先生の立ち会いのもとで実施ができるようになりました。血管の難易度が高くなく、問題のない症例を中心に選んでいただいてますが、やっぱり細かったり弾力がないような血管はなかなか入れづらいです。手技的には研修医や病院職員さんで確認はしてたんですが、久しぶりに行うということもあり思うように手が動かず

あとこんなものを作って頂きました

左から静脈採血、動脈採血、静脈路確保の記録用紙です。
3年目の先生に作って頂きました















これでいつでも自分の手技の問題点などを確認できます
あと現在何症例したかも確認できるのでなんか自身もつくような気がします

2012年5月8日火曜日

GWの間にボケました

休みボケです。朝起きた時になぜか日曜だと思って二度寝しようとしました。おじーちゃん、日曜日は昨日だったでしょ?

予定では他職種導入期研修の話の後半でしたっけね?その後は医事課や検査、香焼民主診療所、放射線科、地域連携室などを回ったり、2階病棟看護師さんの深夜勤帯の勤務を経験させていただいております。あとはハローワークでの健康相談に参加したり、面接・問診の実習を行ったり、ヘルニアが見つかってみたり・・・。
普段は医事課や地域連携室など行く実際にないような部門は本当に参考になりました。病院全体の仕事が円滑に進むように頑張っているんだなぁと。あと、2階病棟深夜勤帯は夜中だからそんなに患者さんの世話はなさそうだと甘く見ておりました。ボクらが寝ている間にもいろいろなことをやっておられるんですね

そんなこんなで色々あった他職種の研修も終わり、5/7から2階病棟で医師としての研修が始まりました。医局のカンファの時間やカルテ記載方法、どこにどのデータが有るのかとか理解できないことばかりですが、心機一転頑張って行きたいと思います。

それから同じく5/7から採血の実習が再開しました。4/27から何もなかったので、1週間以上も開いてます。もう手技自体も忘れかかってます。1例はテンションが足りずに血管に逃げられて完全に失敗してますが、その他はなんとかできてます。が、今日は心に余裕がなかったのか針を刺す前に消毒を忘れようとしたり、駆血帯外し前に針を抜こうとしたり・・・。やっぱり休みボケですかね?

2012年5月2日水曜日

メーデーメーデー

「メーデー」と聞いて最初に思い浮かんだのが、船舶の救難信号などに使われるアレなんですが、実はフランス語で「助けてください」を意味する「m'aidez」が元になってるらしいですね(さっきgoogleで調べました)。

意味の分からない前フリはともかく、5/1に長崎市のメーデーに民医連名義で参加してきました。こっちの「メーデー」は「労働者の日」の方です。9:00に公会堂前に集合し、全体の集会があってから11:00から湊公園まで行進。今回は新入職員ということで旗を持って歩かされることに・・・。街行く人々に労働条件の改善や原発ゼロを訴えながら浜の町アーケードや銅座を練り歩きました。あつかったです(雰囲気も気温も)。

その同じ日に健友会の創立記念40周年のレセプションがあり、そちらにも参加いたしました。40年前(さめじま耳鼻科に民医連の旗が立った年からは45年)なんて生まれてもいないし、写真を見ていてもどんな時代だったか想像もつかないのですが、レセプションに参加された方々の数に驚き!来賓や取引先の方々、OBさん(ボクのお父さんもOBとして来てました)やらいろいろな方がいらっしゃってました。特にOBさんは今回参加を見送った方もいるだろうし、実際にはもっと多いのだろうなと思いつつ。いやぁ、あれだけ多くの人に支えられて今の健友会があるんだなぁ・・・

さて、実は今日で導入期研修(他職種さんの仕事を学ぶ期間)は終わりです。とりあえず導入期後半の感想は来週(5/7以降)に回したいと思います。
来週から医師としての本格的な研修が始まるのですが、不安やら焦りやら楽しみやらでドキドキしつつ頑張って行きたいと思います。