2012年5月12日土曜日

刺したり刺されたりお別れしたり

静脈採血の症例がもうすぐ30症例目です。だいたい1週間で15~16症例の採血を行なっているのですが、これは他の病院と比べて多いのでしょうか、少ないのでしょうか?どちらにせよ最初は1症例15分くらいかかっていたのが、10分以内に終わることが多くなり、動作も余裕が出てきた感じがします。が、なぜか白衣の血液の付着が多くなった気が・・・。新しく出した白衣がたった1日で洗礼を浴びてしまいました。

5/10に長崎大学から学生が血圧測定と採血手技の実習に来ました。どうやら近々採血手技のテストがあるみたいです。さすがに患者さんを刺させるわけにはいかないので、手の空いたDr.や職員の腕を使ってやることに。血圧測定は長崎大学の先生が見てそうなところ(だいたいどの辺りに上腕動脈があって、聴診器を当てる場所、カフの操作の仕方とか)を重点的に教えました(ぶっちゃけ触診法とかわかりません。マンシェットとか聴診器の場所も肘窩の上あたりに置いとけばだいたい聞こえるので問題ない気がします。あと水銀柱は健康な人なら最初は150-180mmHgくらいで始めればいいと思います)。
で、血圧測定のあとは採血を教えることに。といってもそれについては採血中の未熟なボクが教えるわけにはいかないので、上級医からシリンジの持ち方、駆血帯の巻き方、静脈の選び方などを教えていたみたいです(ちょうど席を外していたのであくまで推測)。その後ボクら腕を使って実際に血を採ることに。動作はぎこちなく(採血初日のボクくらいに)感じたものの、きちんと採血できていたので問題はないと思います。最後に何故かボクからお手本を見せることに。シリンジを持った手の固定と、採血中は穿刺部位から視線を外さないことを重点的に教えました(なんかあとからいつも以上に駆血帯の巻き方が上手かったとか言われましたが記憶に無いです)。

昨日4月からうちの病院に内視鏡の手伝いに来ていたDr.が色々やりたいことがあるということでニューヨークに旅立たれるとのことで送迎会を行いました。もともと1ヶ月ほどの契約だったみたいですが、勤務初日から上戸町病院の医局にもなじんでおられて、なんだか最初からうちの病院にいたといわれても違和感を覚えないDr.だったのですが、急にいなくなられるというのは寂しい限りです。最後の仕事が「うたたね日記」のDr.の胃カメラだったみたいですが、見とけばよかった・・・。

写真は後日(覚えていたら)。

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