2013年3月30日土曜日

仕事をしたくないのです

心はニートだから。なんもしないでも給料もらえる仕事ってないですかねー?

昨日は鹿児島生協病院の準夜の診療を終えて来ました。本来は19:30-20:30の3時間だけなんですけれど、終わったら日付が変わってました。

3時間で見たのは10名前後です。3年目以降の先生は20名前後を3時間で見るのですが、その半分の速度です。3時間で見れない人もたくさんいました。そして深夜当直のM田Dr.にたくさん残しちゃいました。ホントにスミマセンです。

診察内容はまあ風邪とか風邪とか風邪とか、頭痛とか頭痛とか血圧が高いだとかそんなもの。ホントに簡単な診察とお話をしただけで帰られた方もいます。・・・なんもしないで給料もらえる仕事ここにあったよ!

そんなに数を見てないはずなんですが、何か濃い3時間でした。いや4時間半でした。


あと今日から米の山病院から鹿児島生協病院に研修に来られていたT渕Dr.が大牟田に帰られます。最後までレポートに四苦八苦してたみたいですが、なんとか終了されて研修を終えられたそうで(とか言ってたら来年の今頃は自分の番なんだよなぁ・・・)。

何故か研修最終日に聴診器をなくされたそうですが、代わりにボクが使ってないLitmann Clasic ⅡSEをプレゼントしました(あのダイヤフラムが壊れてた奴。修理済み)。まあ5年以上も前のものだから、米山病医院に帰られたら新しい聴診器を買ってください。

小児科のT永Dr.の使われているラパポートとか、3つのチェストピースがあるHarvey DLX Triple Headとか、立体的に聞こえるKENZMEDICOのステレオフォネットとかどうでしょう?某一族と差別化が図れていいと思うんですが。Littman CardiologyⅢのBlack EditionとかBrass Editionとか選択するとさらに仕事ができそうに見えますがいかがでしょうか?そんなこと言いつつ、人柱にする気満々

2013年3月29日金曜日

今日は準夜の副当直ですよ

ということで副当直前のblog更新です。鹿児島生協病院での副当直は初体験ですよ。先週まで見学扱いでしたけど。

見学してて思ったのは、小児が多いこと多いこと。上戸町病院にはめったに来ませんので、来たら来たで対応に困るところです。まあと言っても感冒や喘息発作、熱性けいれんがほとんどみたいですが。

あと外傷処置の経験もほとんどないので、縫合の患者さんが来ないか心配です。CVCの糸結びくらいしか頭にないので、来ないことを祈りつつ。運悪くボクに当たっちゃった患者さんはごめんなさい。不器用なので、傷口が汚くなるかもです。

来週の月曜日は4/1でエイプリルフールですが、そんな日に鹿児島生協病院に新しい研修医さんたちがやってきます。その数なんと6名!!今年の上戸町病院の6倍です。

そして今の1年目研修医でACLSのプロバイダー資格を持っているということで、新1年目研修医へのBLS講習を頼まれました。教えるのは苦手ですが。それ以上に100/min以上で胸部圧迫2分間とかしたら腰が死にますが。

あといくらボクが教えた所で上戸町病院にはほとんどプラスにはならないんですが。報酬として一人くらい上戸町病院に研修医をくれてもいいのよ?新1年目研修医たちは嫌がりそうですが

じゃあ副当直そこそこに頑張ってきます。深夜当直の先生に大量に残さない程度に。

2013年3月26日火曜日

もうすぐ新学期ですね

学生は春休み真っ最中ですが、春休み中の課題とかあるんでしょうか?高校の入学前にたくさん課題を出されて、提出が遅れそうになってひぃひぃ言ってた記憶が蘇って来ました。しかも教科書と問題集を間違ってて、異常な量の問題を解いていたという・・・。そのせいで全然頭にも入ってなかったし、入学後のテストも散々だったし

ICUの患者さんの受け持ちが増えました。いや、1名が2名になったというだけなんですが。
鹿児島生協病院は経過表も電子カルテ上に記載されるみたいですが、未だにオーダーに慣れません。紙のカルテは使ったことがなかったんですが、一応指導医の先生から説明を受けました。

正直紙のカルテのほうが使いやすそうです。電子カルテでオーダーを出すとごちゃごちゃするし、処置等のオーダーを出し忘れたりしそうになるし・・・。あと経過表の場合は普通の点滴じゃなくて「精密持続点滴」とかいうオーダーを出さねばならないので、後々看護師さんから言われて変更することもしばしば・・・。

ICUの受け持ちを持ってから、ようやくドパミンの使い方を学びました。いや忘れていただけかもしれないけど。そしてまた数週間たったら忘れてるのだろうな・・・。

ICUじゃない方の受け持ちはまた不明熱です。リアルに3週間以上熱が続いているので不明熱です。1年の間にどれだけ不明熱を持てば気が済むのだろうか?検査はなんでもかんでもやりましたが、CRPが異常に高い以外は何もありません。

全身の関節痛があるためリウマチ性多発関節症とかその辺りかも知れませんし、違うかもしれません。よくわかりません。よくわからないから診断名を不明熱と付けざるを得ません。しかしこれってDPC病名としてどうなんでしょうか?

2013年3月23日土曜日

夜中のテンションで書いてしまいます(病院で)

いや、ようやく伸展がありました。現在見ている敗血症の患者さんのご家族の方が本日始めて来院されたのです。ご連絡がずっととれない方だったので、どんな方なのか不安だったのですが、非常に理解のある方でした。というか最初に伝わってた電話番号が、家の電話が故障していたとのことでまったく使えなかったとのことでした。そんなことってあるのね

でも依然厳しい状況であることには変わりありません。ロセフィン(鹿児島生協病院ではリアソフィンですが、こっちで呼びます)で治療始めてたのですが、今日の午後から発熱があって、血圧も急激に下がったため、輸液をしっかり入れてカルバペネムの使用を開始しました。

ところが、カルバペネムを入れてから数分後に発疹や掻痒感が出現してきたと・・・。なくなくカルバペネムを中止。なんとか血圧保ててたので、一旦ロセフィンに戻してから仕切りなおしに・・・。うーん、ほとんど最強レベルのカルバペネムが使えないのはかなり厳しいです。

でも今度は以前と違って緊急時にCVを入れたり、輸血を同意の上で実施することができるので、幾分かは気が楽です。抗菌薬の選択に関しては迷うところですが、まあセフメタゾールNa+モダシンとか最悪バンコマイシンとか(もしかしたらMRSA感染とかもあるかも知れない人なので)

やっと展望が開けてきたので、こっちはホット一息です


で、もう一つの課題は今日の昼からのポートフォリオ大会。1年間をたったの7分の間に納めろとか無理難題すぎる。上戸町の内科のやつだけで20-30分くらい使ってたような気がしますよ?

3/20の長崎で使用したポートフォリオが余計な話をしなければ7分前後で終わるみたいなので、少し改変して使用しようと思っていますが・・・。うーん、全然面白くないんだよなぁ、コレ。しかも失敗談とか語ってる余裕とか0だし。

話の途中で無理やり切られるよりマシかー?なんとなーく頑張ってみます。7分以内で

2013年3月21日木曜日

いまから鹿児島生協病院の研修医blogを更新します

いつの間にか患者さんが敗血症性ショックの状態になってました。いよいよどうしたら良いのかわかりません。とかいいつつ、コントロールが難しくなったときは、もう同意書を得るのを諦めて、後日承諾を得ることとして中心静脈カテーテルとか経鼻栄養とか考えてますが。

3/20に長崎に帰ってました。遊びじゃないです。仕事ですよ、仕事。
医師団会議とかいう、今後の上戸町病院の方針を考えるような会議だったみたいで。

上戸町病院の長所や短所を指摘したり、今後どのような科や人材が必要となったり、医師育成をどうするかとか深い話が出てたみたいです。眼は起きてましたけど、頭は半分寝ていたので半分未満も理解できていません。

とりあえず今後は総合診療の医師を中心に上戸町病院で育成して、総合診療のパイオニアになる的なことだったと思います。外科があっても全然いい気はしますが、スタッフ集めるのと病棟コントロールの件で難しそうだなぁと。

久しぶりの長崎でいろんな方々にもあって来ました。理事長や院長、各診療所の所長、指導医や上級医の先生、看護師長や事務の方々とか。たった3ヶ月離れただけなのに、超懐かしく感じました。あとおみやげと言うなの買収工作を行なっておきました。

惜しむらくは久々の長崎でゆっくり過ごす時間がなかったこと。前日も仕事で19時に鹿児島を出たら、着いたのは23時とかだったし、21日も朝から患者さんの面談だったので、その日会議が終わって、しばらく懇親会に参加したら、20時に長崎を出発して、鹿児島に着いたときには日付が変わってました。

次変える機会があればもっとゆっくりしてたいね。まあ今年の10月からはずっと長崎での研修の予定になってますが。

あと今から鹿児島生協病院の研修医blogを更新します。乗っ取りますですよ。

2013年3月18日月曜日

月曜日は鬱だー

じゃなくて毎朝鬱なのです。いや早起きがめんどくさいってだけの話なので、病院についたらどうでも良くなるんですが。いや、病院についてからも患者さんの病状が悪くなって、すぐになにかが必要になると鬱になるんですが。

そういえば日曜日の夜のあの長年やっているサ○エさんを見ると、その日の夜から辛くなると言った話はよく聞きます。俗にいうサザ○さん症候群です。ちび○るこちゃんを見て辛くなるといった話は全く聞きません。30分の違いでしょうか?絵柄の違いでしょうか?話の内容の違いでしょうか?

逆に次の日が休みないし午前中勤務になるドラえ○んだったらテンションが高くなるとか言った話も聞きません。たまにトラウマのもとになるような話があるからか。映画のドラ○もんとかトラウマの塊みたいなところもあるし。

鬱なりにそこそこやってるんですが、つい最近受け持ちの患者さんがどうしたら良いかわからないので困ってるところです。

詳しい病状を書くと怒られそうなので省きますが、要は認知症?がひどくて検査や治療に必要な同意書が本人から得られそうにないのに、ご家族にも連絡がつかないということです。普通の抗菌薬治療とかばっかだったらいいんですが、中心静脈とか消化管内視鏡とか侵襲が強くて同意書が必要な症例の時にコレだもの・・・。

幸いすぐに病状が変わりそうにないのが救いなのですが、長期的な視線で見るとどうしても同意書が欲しいところなんですよね・・・。


そういうわけで日曜日の夜にハンガリーの「暗い日曜日」を聞くのはやめようって話でした。原曲を聞いたとしてもマジャール語なので意味がわからないと思いますが。

2013年3月16日土曜日

かなりの頻度で薬局から電話がかかってくるんですよ

そういえばですね











↑数は少ないですけど、これらの語句から間違って(?)来ちゃった哀れな子羊がいるみたいです。学術的なことを調べようとして引っかかっちゃたんでしょうか?それであまりの内容の無さに落胆とかされてないでしょうか?なんかもうスミマセン。
一番下の岩手にいたっては「医学生のつどい」のやつだよね?岩手で活躍している若手医師の有志を期待して検索されたと思うんですが、ホントにスミマセン。佐賀と一緒とか馬鹿にしてスミマセン。

タイトルは抗生物質のオーダーを出すときに生理食塩水キットが一緒に出てないよということについて。何度も言われてるんですが、癖になってしまってつい忘れてしまいます。薬局の方には毎度毎度ご迷惑をお掛けしています。

あと上戸町病院と鹿児島生協病院では採用薬が違うことが多々あるので、上戸町のもとの同じ成分の薬を探すのが手間です。

ユナシンS → スルバシリン、ロセフィン → リアソフィンはなんとか覚えましたが、パセトクール → パンスポリンはすぐ忘れてしまいます。輸液もKN3号とかアミノフリード、ラクトリンゲルで覚えていたので、最初まったく輸液のオーダーが出せませんでした。今はなんとか頻用される輸液ならわかるようになっているはず・・・。

内服薬にいたってはもはや別世界です。昨日アロプリノール(上戸町ではケトブン)を探してたんですが、後発薬が多くて時間が探すのに時間がかかってしまいました。でも何が採用されていたか忘れました。

まあこんなふうに薬局から電話をもらいつつ、電話で相談しつつやってます。物覚えが悪くてすみません。鳥みたいに3歩くらい歩いたら重要なことはすべて抜け落ちるので仕方ないのです。そして今回書いた内容も忘れている可能性大です。

それから来週からヒラノヒモビッチ先生と同期の先生であるY先生が佐賀大学病院に、O先生がくわみず病院にそれぞれ行ってしまいます。おふたりとも研修医室のリーダーのような存在でしたので、すごく寂しく感じます。メッセージカードに長々書いたので、簡単に済ませますが、どうか元気で頑張ってください。

2013年3月9日土曜日

リアルテンパり研修医blog

水曜日から本格的に救急対応です。金曜日までは重症制限がかかっていたため、あんまり患者さんが来なかったのですが、今日は一転してちょこちょこ救急の対応に追われてました。で、終わったのが14時でそこから入院した患者さんの所見をとって、カルテ記載して、検査の予約を出して・・・、とかやってたら17時を回ってました。

さっさと帰りたいところですが、反省点がたくさんあるためblog記載です。

まずは交通外傷の方。胸部と左下肢を痛がっていたため、胸骨の評価と下肢の評価を行ったうえでいざレントゲンへ。この時CTまでオーダーしたのですが、ここで上の先生から注意が。胸骨とか下肢の治療は後からできるのだから、後回しでいいだろうと。それよりも先に腹部臓器の損傷を見るのが先決と。

痛む場所と骨折疑いにだけ気をとられてしまい、臓器の評価が疎かになっていました・・・。で、CTの方も問題が。患者さんは若年女性であることと、出血等の評価を即時にかつリアルタイムに行うのであれば、腹部エコーの方を優先すべきと。

正直若年女性であるということが頭から抜けていたし、ずっと骨折にだけこだわっていたし・・・。反省です

で、次は全身の脱力で体動困難な主訴の患者。しかも約2週間前に熱傷を負った(最初の1週間だけ病院に通い、あとは放置。おそらくテープの交換もしていない)、糖尿病末梢神経障害がありそうな方。上の先生にも見てもらって、じゃあ○○の軟膏(ステロイド含有)を塗っておいてとの指示を頂いて、塗り塗り。入院に上げてから受け持ちとなった別の先生から指導が。

2度浅層の熱傷の初期対応であれば、ステロイド含有軟膏の使用でも間違いはない。しかし2週間以上たった熱傷であり、しかも1週間以上放置されている。初期の熱傷であれば感染のリスクは低いが、時間が経った創は感染のリスクがどんどん上がってくる。そんな患者にステロイドを塗れば感染がひどくなって後々大変なことになるぞと。

まあ初期対応の先生に見てもらった時にどのくらいまえに受傷したのかも伝えず、軟膏の中身も確認せずに塗ってしまったことは反省です・・・。きちんと伝えていれば別の軟膏が処方されたかも知れないし、軟膏の成分をしらなかったボクが悪いんですが。反省その2

ちょこちょこ書いていけば反省その3、その4、その5とか細かいのがずっと続くんですが、上記の2つは特に患者さんの不利益につながるため、特にこういったことがないように、もう一度対応を確認することにします・・・。目に見える生命に関係しない疾患よりも、目に見えない生命に危機のある疾患を先に探すことを常に心がけることにします。

以上反省文でした。熱傷の外用薬を確認したらすごすごと負け犬のように帰りますよと

2013年3月4日月曜日

さぁ雛人形はどんどんしまっちゃおうね~

3/3はひな祭りだったんですね。昨日人から言われて気づきました。ひな祭りといえば雛人形ですが、よくしまい忘れると娘が嫁に行き遅れるって聞きます。いつまでも祭り気分に浸ってないで、ハレの日からケの日に戻れよ的なことで、怠け者を戒めるための知恵みたいなものだとは思いますが、では鯉のぼりをしまい忘れるとどうなるんでしょうか?

「鯉のぼりをしまい忘れるとし○っちゃうおじ○んに捕まってしまわれてしまう」的な噂を都市伝説を広めてやったらどうでしょうか?あのみんなのトラウマしまっ○ゃうお○さんなら嫌でも鯉のぼりをしまっちゃうと思うんですが。

あんまり言ってると「嘘を広める悪い子はどんどんしまっちゃおうね~」されそうなので、そろそろ本題に入ります。

ひな祭りの日に福岡で行われたレジナビに上戸町病院の研修医として参加して来ました。レジナビは医学生向けの病院合同説明会的なものみたいです。研修医として医学生に病院の魅力を伝えたり、疑問に答えたりとかをするみたいでした。

「でした。」なのはほとんど仕事をしなかったからです。最初の3人だけ病院の説明とかして、後の時間は母校の懐かしい面々と話をしてただけです。むしろそっちがメインみたいなものでした。

というか学生さんが全然来なかったです。1日やって7人とかだったし。ちなみにすぐ近くに某S病院とか、同じ民医連系でも救急に力を入れまくってる某O病院とか、あの有名な先生がいる某K病院とかに流れていってしまうので、長崎県の鳴滝塾のブースなんかほとんど学生にとっては通り道的な存在でした。

それに鳴滝塾のブースもあんまり飾ってなくて、傍から見たら休憩用のスペースみたいに見えてたし。そんなこんなで某S病院にたくさん人が流れてってるのを横目で見ながら、嫉妬しつつ無事?レジナビを終了して来ました。

来年も参加するならもっとブースの配置とか工夫しなけりゃならないですね・・・。