2013年10月25日金曜日

ブラックカンパニー(株)

我が社の代表的な商品はうつ病患者です。今までに数十万人の人間をうつ病患者にしたてあげ、様々な医療機関へ提供してまいりました。社訓は「休みなく働け永遠に」です。毎日の朝礼と昼礼でこれを全社員に唱和させてます

では社内を見てまいりましょうか。ほら、あの机の社員、彼は昨日の朝から働いてます。仕事を期限内にきちんとこなさないのが悪いのです。私共に落ち度はありません。あっちの社員は上司から叱られてますね。わざわざ大声で、他の社員がいる前で。でも悪いのはあの社員なのです

えっ?向こうで男性社員が女性のお尻を触っていた?スキンシップですよ、スキンシップ。知らいないんですか?そっちの彼は今仕事が終わったみたいですね。しかし我が社の収益を上げるためにも次の仕事を回させましょう。仕上がらなかった分は残ってもらうか、家でやってきてもらいましょう

残業代は出るのかって?仕事が終わってなくて残ってるんだから出すわけないでしょう。どこの会社でもやってることですよ。日曜日?ほぼすべての社員が関連企業の研修に出ることになってますよ。研修費?自費ですよ、そんなもの。自分のための研修なんだから当たり前じゃないですか

ぱわはら?せく・・・は・・・ら?知りませんね、そんな言葉。あぁ、そういう意味なんですか。それがどうかしましたか?労働基準法がなにか知っているのかって?もちろん知ってますよ。でも法律通りにやってたら儲かりませんよ。守ってる会社を教えてほしいものです


前文が怪しい感じになってますが、どっかの企業をイメージして書いているわけではないですよ。多分。特に会長が国会議員になったあのグループとか、どっかの党首が市長をやってる市役所を思い浮かべて書いてたわけじゃないですよ。ちゃんと書いてるじゃないですか。どこの会社もやってますって


前回の宣言通り今日はうつ病、気分障害の話です。若い人の間では特に多い疾患ですね。新型うつ病なんて言葉も最近はやってます。ボクが大学のころは教授から「今の社会5人に1人はうつ病(新型うつ病含む)なんじゃないかと思っている」というようなこともいわれました。それほど精神科ではメジャーな領域です

先週にうつ病の新患さんの診察に同席させていただきました。診察の最後に院長先生がポロッと「統合失調症の重度のほうがよっぽど楽だよ。ああいう患者さんはホントに難しいんだから」。なんとなく分かったよう、分からないような


うつ病の発症要因の大きなものはストレスです。前文のように重度の、しかも理不尽な長時間労働を続けさせるとすぐに発症します。従来のうつ病は自分の気持ちを周りに言い出せず、気の持ちようということにして病院をなかなか受診しないので、来た時にはかなりの重傷であることも

新型うつ病(正確な医療用語ではありませんがこのまま続けます)はもっと厄介です。仕事の時はやる気が出ないので、周りには「自分はうつ病だから仕事ができない」と漏らす。しかし好きなことになると大はしゃぎするので、周りからは「サボっているだけじゃないか」と思われる

しかも従来のうつ病と違って「あんな仕事を押し付ける会社が悪い」、「意味なく叱る上司が悪い」などと自分ではなく他人のせいにするので、はたから見るとただの性格が悪いやつに見えますがホントにそれらがストレスとなって仕事ができないんです。どんどんひどくなって最終的には会社へ行こうにも足がすくんで動けなくなります


どっちのうつ病もお薬を処方してきちんと飲んでいただいて、休職してリハビリを続ければまた復職もできます。しかし職場の環境が変わらない限り、またうつ病として病院に戻ってくる羽目になります。しかも会社からは「次にうつ病になったらクビだからな」と脅されて

病院の復職プログラムのミーティングにも参加させていただいてますが、上記のようなことをいわれた患者さんは決して少なくないようです。うつ病は症状は広く知られわたるようになりましたが、その患者さんにどう接するべきかきちんと理解できている責任者は少ないみたいです

2013年10月23日水曜日

でも社会保障関連はバッサリと削減される予定

お恥ずかしながら本日45分ほど遅刻をしてしまいました。朝の全体朝礼自体には間に合っているものの、9:00からある病棟の看護師さんとリハビリスタッフの前日の申し送りと今日の予定の確認には間に合いませんでした

いつもなら7:30くらいに目覚まし時計が鳴って起きるはずなんです(しかもわざわざ2台用意している)。今日の朝は目覚ましが鳴った記憶がなく、起きたら8:55でした。慌てて支度をして家を出て、西脇病院へ着いたのが9:40、朝礼にギリギリでした

おそらく前日に目覚ましのスイッチを入れ忘れたんでしょうね。ここ最近物忘れが多いみたいです。燃えるごみの袋を買おうと思ってスーパーに入ったのに結局買い忘れてたり、ご飯を研いで炊飯器に入れたのはいいけどスイッチ入れ忘れてたり、傘をもって出かけてどこかへ置いてまま帰ったり


物忘れがひどくなる、そんな症状が有名な精神疾患として認知症があります。説明しないでもわかるかと思いますが、以前は痴呆と呼ばれていた疾患です。痴呆という言葉には「バカ、アホ、愚か」という意味がありますし、必ずしも病状をきちんと表した言葉ではないので、数年前に認知症という言葉に代わりました

認知症はご存知の通り、高齢になればなるほど罹患率が上がる病気です。65-69歳では1-2%程度ですが、85歳以上となると20-30%が罹患しているといわれます。日本は超高齢社会になり、これからも高齢率は上がっていきますので、この疾患を持つ全体数はどんどん増えていきます

原因は様々ですが珍しくない疾患です。内科、整形外科にかかわらず、どんな科でも経験する疾患です(小児科でも先天的疾患を持つ成人を見ることがあり例外ではない)。とはいえ進行を遅らせる薬はあるものの、完全に治療する薬はありません

病院的には外来での本人の説得に困ったり、入院中に少し困った行動がある程度です。外来では長くて1時間程度、入院でも数日~数か月程度のお付き合いですが、その患者さんの家族からしてみれば亡くなるまでのお付き合いです


現在ボクが受け持たせていただいている患者さんにも認知症の方がいらっしゃいます。別に他の疾患があるからとか、検査のために入院しているわけではありません。純粋に認知症で入院されています(リハビリはされていますが)。普通の病院であれば認知症が原因で入院させることはありません

これだけ書くとお役所の方々などから「社会的入院だ!」とご批判を受けそうですが、これには仕方のない面もあるのです。実は受け持たせていただいている方のご家庭は息子や娘などが介護できる状況になく、80歳近い奥さんが家で介護をしているのです(もちろん色んなサービスを利用されてはいますが)

若い方であればあまり疾患はもっていないですし、比較的パワーもあります。しかし高齢者となると事情は違って腰や膝は痛くなりますし、筋力も若いころに比べると劣っています。そんな方だけに介護を押し付けるというのは非常に酷なことです。というかそんなことを推し進めるのは鬼とか悪魔の類でしょう

今回は奥さんは介護疲れで精神的に非常に参ってましたので、ご主人をしばらく入院させることとしました。ただし長期入院というのは難しいため、入院中に利用できる介護施設、サービスを探すということを目的としています


日本では超高齢社会となり核家族化も進んで、今回のような老老介護も決して珍しいケースではありません。仮に比較的若い方が介護していたとしても、自分の生活がある程度犠牲になってしまうし、そもそも働いている間は誰も介護する人がいないし

「家族で介護をする姿は素晴らしい!家庭での介護を進めるべきだ!」ときれいごとを並べるのは非常に簡単ですが、現実はそうはいかないのです。正直ボクだって高齢となって認知症も持った親の介護を一手に引き受けろと言われれば、あんまりいい顔はしないでしょう

社会的な受け皿がもっと整ってくれていればいいのですがと頭を悩ませるんですが、ボクが悩んだところで権力を持たないので何の解決にもならないのです。悩んだところで白髪が増えてうつ病になるだけです。次回はうつ病というか気分障害の話です

2013年10月16日水曜日

私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる

ノーベル賞の受賞者がすべて決まりました。化学、物理学、生理学・医学、平和、文学、経済学の6部門があるのですが、今年はどの賞にも日本人の受賞者はいませんでした。文学賞に村上春樹氏が受賞するかもなんてワクワクしておりましたが、カナダのアリス・マンロー氏が受賞となりました

上記でノーベル賞の6部門をすべて書きました。日本の学校では語学(国語、英語)、数学、理科、社会を習います。ノーベル賞に当てはめると語学→文学、理科→化学、物理、生理学・医学、社会→経済学、平和になると思うんですが、数学だけありません

これについてはアルフレッド・ノーベルが賞の設定を忘れただとか、数学が嫌いだったとか、嫌いな数学者がいたとかいう説がありますがよくわかりません。まあアルフレッド・ノーベルも人間ですからね、きっと色々ふかーい理由があるんですよ

「数学って日常生活にあまり馴染みが無いし、人類の発展にあまり貢献しないからでは?」とか思われる方もいらっしゃるかもしれません。「X^n+Y^n=Z^n(n≧3)を満たす自然数X,Y,Zは存在しない(フェルマーの最終定理)」を証明することがなんの役に立つかと言われても困りますもんね

ボクもあまり数学は得意な方じゃない(むしろ苦手)のですが、数学がなければ皆さんの目の前のパソコンやスマートフォンもありませんし、宇宙の謎も謎のままです。なにげに化学、物理学、経済学の根幹を成しているような学問です

ノーベル数学賞はありませんが、代わりに数学の最高峰の名誉であるフィールズ賞が2014年に発表されます。今年は残念でしたが、来年はノーベル賞とフィールズ賞の両方で日本人の受賞者が出ることを期待しましょう

ちなみに「リーマン予想」という、解ければ素数の謎が解けるかもという問題があります。証明ができれば100万ドルがもらえるそうですので、皆さん挑戦してみてはいかがでしょうか?なお、この問題は証明中に統合失調症を起こしてしまった方がおられると言われるくらい難解です


長くなりましたが、最後を無理やり精神疾患に結びつけてみました。今回は統合失調症の話です。もちろん病状についての詳細は書くことができませんが、西脇病院にも何名か統合失調症のために入院しておられる患者さんもいらっしゃいます

その内の1名を担当させていただいております。といっても精神科のおくすりの処方はできませんので、経過を見たりお話を聞かせていただいてカルテに記載するだけなのですが。しかしこの方を通して色々勉強させていただいております


統合失調症といえば幻覚・幻聴・妄想があってわからないことを言い出す、暴れだすといったことを想像される方もいらっしゃるかもしれません。一昔前まではともかく病院に入院させて、社会から隔離させていたといったようなこともあります

さらに精神科の病院がない昔だと、ともかく村の人に見つからないように家に閉じ込めたり、山なんかに捨てに行ったりしていたかもしれません。「神の声が聞こえる」ということで運良く宗教の開祖になった人もいるかも知れませんが、そんな幸運な人はごく僅かでしょう

さて、リーマン予想を説いていて統合失調症になった方の名前はジョン・ナッシュさんといいます。数学者でもありますが、ノーベル経済学賞受賞者です。どんなに天才的な頭脳を持っていようが、100人に1人はかかってしまうのが統合失調症です。医学部1学年に1人いてもおかしくない数字です

未だに統合失調症の原因はわかっていませんが、完全に治る、もしくは症状を数年にわたって抑えることができる病気になりました。程度の差があったり、症状が再燃することはあるものの、普通に日常生活をおくれている方もいます


こんな病気ですが、前述のような歴史もあって、アルコール依存症と同じく差別が根深い病気です。もう少し社会的な理解が進んでくれればなと願うところです

2013年10月11日金曜日

タッチパネル依存症

アスピー(前々回記事参照)が来て1週間近く経ちました。先代と違ってタッチパネル付きなので、画面を直接クリックしたり、スクロールも直感的にできるので、だいぶ作業がはかどります(といいつつレポートはあまり進んでないのですが)。アスピーすげぇ

ただし弊害が出てきました。全然関係ないパソコンでもついつい画面を触ってしまうのです。西脇病院もノートパソコンの電子カルテなのですが、もちろんタッチパネルには非対応です。手元のマウスでカーソルを動かして操作するやつです

でもとりあえず画面をタッチします。動きません。当たり前ですね。何度かタッチしてて、ようやく自分のパソコンじゃないことに気づいて、タッチパッド(ノートパソコンのキーボードに付いているアレ)を触ります。しかし動きません。ようやく手元のマウスに気づいてそれを触ります。動きました

普段からマウスを使う文明圏に住んでいないので、毎日こんな風に操作に戸惑ってしまいます。朝にそれを確認したのに、昼にはおんなじように画面を触ってます。そして無駄に画面に指紋をつけるという愚行を犯してしまいます。学習能力皆無です

家で普段使っているノートパソコンもこんな感じです。こっちは数年前からペンタブレットを導入しているんですが、最近気づいたら画面を触ってます。数年間使っていてもこうなので、スーパーエゴ的な何かでタッチパネルを渇望しているんでしょうか?


さて、西脇病院に入院ないし通院されている患者さんの中にはお酒を強く渇望されている方もいらっしゃいます。アルコール依存症という病気です。「常日頃からお酒を飲んでいるだらしのない人」というのが世間一般の見方ではないでしょうか?

ではお酒を飲んでいない時の状態はどうなんでしょうか?普段からだらしないんでしょうか?西脇病院での外来およびアルコールミーティングや夜間集会などを通して、アルコール依存症という病気についていろんな事がわかってきました

実は普段は非常に真面目な方が多く、一生懸命、それもほぼ一日中休みなく働いているような方々ばかりです。もちろん仕事をしていればストレスもたまるし、脳もフル活用で疲れてくる。それに対しての癒やしをアルコールに求めるわけです

ストレスが溜まってアルコールを摂取する → アルコールも耐性ができてくるからいつもの量では癒やしを得られなくなる → アルコールの量や回数を増やす → やがてアルコールを飲んでいないと落ち着けないようになってくるので飲む・・・、ということが繰り返されます

「ストレスが溜まる」という原因から考えると、実はアルコール依存症もストレスの捌け口をアルコールに求めているだけで、うつ病とあまり変わらないんです。多くのうつ病患者さんと同じように、普段はホントに仕事もできる真面目な方々ばかりなんです

いままでアルコール依存症の患者さんというと「お酒を飲んでいて暴れている人」とか「点滴をしてしばらく様子を見たら帰宅させても構わない人」という形で見てましたが、もっとその人がそんな状況に至った経緯、生活史まできちんと向き合わないと根本的な治療にならないのだなと改めて思わされました


そんな素敵な西脇病院で実習をさせて頂いているのですが、精神科の病院というとまだ偏見が多いみたいです。「精神病院に行ったら(薬漬けにされて)殺される」なんて言葉を患者さんの家族が口にしていたということを先生から聞かされました

昔の多くの精神科の病院では、ともかく収容・隔離が当たり前だったのかもしれませんが、最近は精神科も大きく変わってきています(それも他の科が驚くくらいに)。もっと精神科ひいては精神疾患について正しく知ってもらって、差別・偏見がなくならないかなと思うところです


ついでに上戸町病院を実習先に選ぶと、素晴らしい研修ができるという事実も広まらないかな!

2013年10月8日火曜日

台風とコロッケ

いきなり不謹慎なことを言っちゃいますが、台風は大好きです。流石に海に出てサーフィンしようなんてことはありませんが、窓に打ち付ける雨とか、ものすごい勢いで吹き付けてくる風とかが好きでしょうがないのです

小中学生の頃とか台風が近づいてくるたびにワクワクしてました。学校が休みになるということもあるんですが、一番の理由は上記のとおりです。ほとんど1日中外を見てたような気がします。今でも何が楽しいのかわかりませんが、その頃から成長していないです

同様の理由からかどうかわかりませんが、雷も大好きです。音もなんですが、ピカッと光る一瞬がたまらないんです。youtubeには雷やら変な形の雲やらの映像を載せる方もおられるようですが、やっぱり好きな人は好きなんでしょうね。変態趣味?


それにしても雨がすごいです。午前中はそんなでもなかったんですが、夕方くらいから急に吹き付けてきました。午前中には外来デイケアでアルコールミーティングがあったんですが、台風の影響なのかたったの数人しか集まりませんでした(普段であれば10数人くらい集まるらしい)。今からアルコールの夜間集会があるんですが、人は集まるんでしょうか?

アルコールミーティングについては内容を外部に漏らさないように(個人情報保護の観点からでしょうか)とのことなので詳細は書けませんが、実際の患者さんからお話を聞くことができて非常に為になりました。特に今回は人数が少なかったこともあり、濃い話が聞けたかと

あと今日は病棟のカンファレンスにも参加してきました。もちろん詳細は書けませんが、ともかく感じたことは精神科の先生の情報収集能力がものすごい。家族構成からそれぞれの方の性格、職場の状況や上司・同僚との関係まで、そこまで深く探るのというくらい

そして個々の患者さんの症状から行動から、その行動の意味付けや詳細な性格判断、応対の仕方までここまで細かく分析するのかとただただ驚くばかり。うーん、やっぱりその道のプロはすごいんだなと圧倒されてきました


台風とコロッケの関連性についてですが、これはgoogleを使うなりで調べてみてください。ボクは勝手に明治~昭和初期ぐらいからの風習かなとか思ってたんですが、実はそんなに古くなかったんですね。10年くらい前みたいです

2013年10月4日金曜日

正直言うと「デア」は3日位前に考えました

非常に悲しいお知らせがあります。いままでボクの偉ぎょ・・・じゃなくて異業を支えてきてくれたノートパソコンのデアさん(Ideapad S205)がお亡くなりになられました。2011年10月あたまくらいに購入したので、ちょうど2年くらいになるんでしょうか

9/29に上戸町病院のメールで西脇病院のスケジュールを確認しようと電源をつけても、全く画面が映らず。パソコン屋さんに修理に持って行きましたが、どうも画面の故障ではなくて内部の機械が壊れてしまっているとのこと

購入した時のお値段は¥30,000くらい(ちなみに新品の値段でこれ)だったんですが、修理には3-4週間くらいと¥60,000くらい(2倍!)かかるかもしれないとのこと。新しいパソコンを買ったほうが安くつくということと、個人情報などの入っていないデータはgoogleドライブに記録していたので、諦めて廃棄させていただきました(一応何かあった時のためにハードディスクは破壊してもらいました)

デアを供養して、今度は¥50,000くらい(これも新品のお値段です)で新しいノートパソコンを買いました。愛称はアスピー(Aspire V5)です。初代よりも不便な点はいくつかありますが、薄くて軽くてタッチパネルのついた頼りになるやつです

¥100,000くらい出せば国産のもっと軽くて性能のいいのも買えるんですが、なんとなくの語感と壊れてもなんとか立ち直れそうな値段設定でアスピーに決まりました。タブレットのウィンパ(Windpad 110w)と一緒にこれから頑張って欲しいところです(せめて3年くらい)


そんな2代目で書いてますが、10/3から志仁会 西脇病院にお世話になっております。精神科の病院です。鬱病(自己判断)で不安神経症(自己判断)でアスペルガー症候群(自己判断だがテストをやらせると毎回高い点数が出る)で不眠症(早く寝ればいいだけのこと)のボクにはピッタリの研修先かもしれません

研修のプログラムはよく考えられているし、勉強する余裕もあるのですが早くも挫折しそうです。というのは鬱病や統合失調症を始め、精神科の疾患が難しすぎるというからなんです(学生時代の勉強が不十分だということが大きいんだと思いますが)

教科書を見て復習してますが、別の科の疾患と違って標的となる臓器がない(あるとすれば大脳か)、疾患概念がホワホワした感じでわかりづらいものがある、鑑別疾患としてあげられる別の疾患と似通った部分が多すぎる、患者さんにどのような診察をすればいいのかわからないなどの理由で頭がパンクしそうです(ベテランの先生方から見れば失笑ものの言い訳ばかり何でしょうが)

レポートを書くためだけと割り切ってしまうのは簡単ではあるのですが、それだと1-2週間の研修でいいだろうということになってしまいますし、せっかくの研修プログラムを組んで頂いた西脇病院さんに失礼というものです

とは言え1ヶ月で何ができようかというのも疑問ですが、兎にも角にも苦しみながら何とか勉強していきたい所存です。最低限の目標として薬の選択ができなくとも鬱病や認知症の患者さんへどのような治療プログラムがあるのかの説明ができたりとか、精神科・心療内科への紹介が判断できるくらいには

2013年9月27日金曜日

Loreley

さっぱり記憶が無いんです。水曜日に送別会があって、ビールやらチューハイやら飲んで酔っててトイレに吐いたことは覚えてるんですが、そこから先の記憶が曖昧なんです。気がついたらカラオケ屋で寝てました。なんで?

実はカラオケは大嫌いなんです。カラオケに誘われても真っ先に逃げてるはずなんですが・・・。人の歌を聞くのは大丈夫なんですが、自分の汚い声がマイクで拡張されて、部屋の中に不協和音となって響き渡るとか死にたくなります

そもそも歌っちゃいけないんです。歌ったらローレライとかセイレーンとかと同じで歌ったら船が沈むのです。いや、そんなに美しくはなかったですね。ジャイ○ンと同じように周囲の建物が倒壊したり、生物に悪影響なレベルです。歩く音響兵器です。ジャミングは無効です

まあ結局歌わなかったんですが。頭痛かったし。機器が壊れて修理代請求されたら困るし。診療所の方々は好意で連れて行ってくれたのでしょうが(その間の記憶が無いのでどういったやりとりがあったのかわかりませんが)、本当にすみません


今日が五島ふれあい診療所研修最終日です。短かったですが、外来、往診、デイサービス、訪問看護に班会講師とか盛り沢山でした。ともかく濃かったです。あまりにも盛り沢山すぎて、全てが不十分なまま終わってしまうのかと危惧してましたが、そんなことはありませんでした

最初は全然わからなくて、適当な診察と前回と同じ内容の処方を繰り返してた外来も、自分で必要な降圧薬や検査を選んだり、患者さんに指導するとかだいぶ余裕が出てきた気がします。研修はじめには考えられなかった進歩だと思います

往診でも(所長の見守り付きですが)自分で診察したり、必要な薬の追加とかしてました。ここまでやらせてもらっていいの?とか思いつつ。その場で判断するのは難しく感じつつも、いまではだいぶ不安なく自身をもってできるようになってると思います


明日には荷物を長崎市に運んで、五島をゆっくり見回ったら日曜日に帰ってこようと思います。次は西脇病院で精神科研修ですが、いままで学んだことも活かしつつやっていきたい所存です。賄賂はまだ決まってません

2013年9月24日火曜日

ピッピカリャー

ピカリャー:やまねこポ○モン、いりおもてじまにすむ ぜつめつがきぐされているポケ○ン するどいつめときばでえものをズタズタにする(某図鑑風な解説ナレーションで)

あの黄色い電気ネズミとは一切関係がありません。「ピカリャー、十万ボルトだ!」と命令しても自力で電気タイプの技は一切覚えてくれません。自力で覚えるのはせいぜい「ねこだまし」とか「かみくだく」ぐらいなもんです。どうしても使いたい場合はわざマシンが必要です。というか絶滅危惧種を戦わせようとするのはいかがなものかと


友人の結婚式で石垣島に行ってきました。西表島ではないです。ネタが思いつかなかったので上のように書いただけです。Nint○ndoとは一切関係ありません。情報をリークしたり、訴えようとしないでください


本当に久しぶりに会いました。2年ぶりくらい?変わってないと言われれば変わってないし、変わったといえば変わってたし。変わってたことといえば、となりに超きれいな奥さんがいたことでしょうか。正直うらやましいです

新郎以外にも大学のボート部の連中がちらほら(彼らは先に国家試験を合格したので3年目です)。彼らと一緒に結婚式で芸だしをしてきました。女装はありませんでしたが、代わりに水着一丁まで脱ぐというアレな感じの。みんなお腹まわりがタプタプしてました。昔の腹筋はどうした?

結婚式の後は新郎、新婦を囲んでホテルのスイートルームで飲み会。ホントみんな飲むわ飲むわ。そこら辺はみんな変わってないですね。新郎も飲み過ぎてグデングデンになるところも全く変わってなかったのもう嬉しかったところです

そしてそのグデングデンでコレ以上のませたら危ない状態の新郎が3次会、4次会にまでついて来ようとしてきたため、落ち着かせるのもボクの役目。ついでにベッドに放り投げて、アンクルロック(良いこのみんなは真似しちゃダメ)を決めてきました。昔はこんなことしなかったのに、この辺りは変わってました(ボクが)

ちなみに新郎にアンクルロックをかけてきた後のことはあんまり覚えてないです。多分大量に吐いてたと思います。3次会、4次回には行ってないよね?朝起きたらベッドの上にいましたが、何か他に粗相とかしてないですよね?その辺りは変わってなかったですねボク


変わってたこととか変わってなかったこととか色々有りましたが、一番変わってて悲しかったことはみんな大学病院の医局に入局していたことです。やれあの病院に飛ばされるだのバイトだの教授がどうだのと話しの内容についていけなかったのです

まあそんな状況でしたが話を聞いてて思ったのは、上戸町病院を選んで良かったということ。色々書くと大学病院とか医局制度とかに対する文句になりそうなので詳細は伏せますが、要は上戸町病院は患者さんの生活に近いところで、患者さんに寄り添う医療を研修中から学べるとかそういうことです(無理矢理いい感じにまとめようとしてみました)


あっ、ふれあい診療所の研修の話はまた今度ですね

2013年9月13日金曜日

もう12年も前の事になるんですね

一昨日は9月11日ですが、なんの日かわかりますか?2001年のこの日にアメリカで同時多発テロがあったのです。12年前といえばまだまだ高校生だった頃、お風呂から上がって歯磨きをしてた時にテレビを見てたらビルに飛行機が突っ込むという衝撃的な映像が・・・

最初は映像だけみせられてなんのことだか全く訳がわからない状況だったので、「アメリカのビル解体って飛行機ぶつけてやるんだ、ダイナミックだなー」とか思ってたように思います。でCMを挟んでハイジャックされた飛行機が世界貿易センタービルに突っ込んだという話となって大騒ぎに

その後は現場のレポーターが「逃げてー、逃げてー」とか叫んでたことや、2つのビルがすごい勢いで崩れる映像が流されてたような気がします。このあとの流れは多くの方がご存知のとおりに、アルカイダの関与とかイラク戦争とか進んでいくことになります

詳細を書くと長くなるので、そのへんは専門書やサイトに任せることにします。多発テロおよびイラク戦争の被害に合われた方々のご冥福をお祈りいたします。しかしながらまた戦争が起きそうな世の中になってきているのは非常に悲しいことです

ついでにこの日はボクの姉の誕生日でもあるのですが、すっかり忘れてました。お祝い?してないですよ?ボクの誕生日もお祝いしてもらってないですよ?姉弟仲が基本的に悪いですからね。祝ってもらって嬉しい歳でもないでしょうからそんなものです


政治的な文章はなるべく控えましたところで(書いたところで突っ込みどころ満載なので)、五島市での研修報告です。毎回上記のような導入部分が長すぎて報告的なところになっている部分がどんどん短くなってきている気がしますが、それは気のせいです

今週は最後の班会や訪問看護、五島市の特定健診などを経験してきました。班会は最初の黄島から今週まで一貫して脱水症・熱中症です。今年は異常に暑かったですからね。今後も五島は30℃を超える日が続くみたいです

今までの班会の中で最も規模が大きく、会場も広かったのですが、そのことで後ろまで声が届きにくかったり、スライドが見にくかったり、時間制限もあって途中噛んだりと割りと散々でした。考えてきたネタも話す時間がなくて伝わりにくかったんじゃないかなーと思います。最後なのに反省点いっぱい

訪問看護も今週が最終で、小児から看護をつつけている方や高度の認知症のために会話が困難などの症例を経験いたしました。毎回思うのですが、訪問看護やリハがあるお陰で重症な方の退院後も安心して在宅で見ていられるのだなぁと思います

今回お世話になったところの所長さんは本当に熱い情熱を持たれた方で、最初から最後まで圧倒されっぱなしでした。最終日の昨日も熱い言葉を頂きました。S塚所長、短い間でしたが本当にありがとうございました。

今日は五島市の特定健診の見学でした。検診自体は1年めの前半からちょこちょこ経験しているのですが、他の医師の検診を見る機会というのは本当に久しぶりです。自分の検診でも禁煙の進め方とか、検査で異常値が出た時の取り扱いについて悩むことが多かったので、非常に参考になりました。今後自分の外来でも同じ手を使っていこうかなとおもいます


そんなこんなで五島市での研修も残り2週間です。今回もあっというまですね。しかもこれから連休ばかりなので、余計短く感じます。残り少ないですがきちんと五島を堪能してから次の研修に移りたいと思います。N病院へ持っていく賄賂おみやげは何がいいですかね?

2013年9月9日月曜日

オリンピック開催予定地が決まりました

いすたんぶーr・・・、じゃなくて東京でしたね。あやうく騙されそうになりました。前回の東京オリンピックが1964年との事なので、2020年だと56年ぶりの開催になるのでしょうか?1964年とか想像がつきません。生まれてないですもん

日本での開催は嬉しい事は嬉しいのですが、少し複雑な気持ちもあります。今回日本で夏季オリンピック開催が決まっちゃったら次の日本での開催は何年後になるんでしょうか?数年前に東京都と福岡市でオリンピックの開催都市を競ってた時期が有りました

もちろんボクは福岡での開催を心待ちにしてたんですが、まあご存知の通り東京都に敗れて今現在に至るわけです。次の日本での開催がその50年後とか考えると、自分が生きているかどうかのほうが不安です。というかその時の日本がどうなっているか・・・

福岡での開催は難しくなりましたが、競技を見るのに深夜まで起きている必要がなかったり、直接見に行くぶんにはパスポート取得の必要がないのはいいですね。あと方向音痴で財布もすぐに無くなりそうなボクのような人間には非常に嬉しい限りです(といって東京で迷子になる)

7年後の夏はどんな働き方をしてるのかわかりませんが、出張とかそんなのと無理やりかぶらせて、1日ぐらい見に行くとか叶いませんかね?夏期休暇はその時期にとるのは難しそうかな?とか書いてたら7年後に「先生、あの時こんなこと書いてたけど、そんなことは通用しませんからね」とか言われたりするのかな?7年も前の駄文を覚えてる方もどうかと思いますが


そんな妄想をふくらませつつ仕事してます。不健全ですね。あのプリマバレリーナ以降はY道先生と外来の仕事をこなしてました。ふれあい診療所の患者さんの大半は慢性疾患管理となっている方々ばかりなのですが、思ってた以上に難しいです

簡単に診察して薬出したらハイおしまい!とはいかないのです。血圧のコントロールが不良になってきているとか、別の医療機関で同じ薬が出されていたとか、腎機能が悪化してきているのにNSAIDsが漫然と出されているとか、検査が1年以上されていなかったとかそこそこ見かけます。そこで気づいて修正できればいいですが、その時は捌くのに手一杯で後回しになっちゃうことも

気づいて患者さんに提案したとしても、「薬が増えるのはちょっと・・・」とか「さっきご飯食べてきちゃったからまた今度ね」とか「この薬がないと眠れないから」とかの理由でなかなか受け入れてもらえないことも・・・。強く言える人間なら良かったんですが、結局「次回の診察のときに考えましょうか」という結論に。強く言える人間なら良かったんですが、うーん?

そんなこんなで迷いつつやってますが、実はふれあい診療所での外来の単位の残りがそんな多くないことに気づいたり。残り少ない外来で自分も患者さんも納得の行く診療ができればいいものなんですけどねー